ご無沙汰しております。
「ゆるし」に気がついてから
自らの進む方向を模索し続けておりました。
そんな折、ふとしたご縁から中村天風氏の存在を知り
これはと思ったので記事にさせていただきます。
天風氏は当時不治の病とされていた結核を発病後、
自らの病の原因の研究のため渡欧したものの納得できる答えを見つけられず、
日本への帰り道、たまたま立ち寄ったカイロにてインドのヨーガの聖人、カリアッパ師と邂逅。
そのまま弟子入りし、ヒマラヤのふもとで2年半修行を行し、ヨガの秘法クンバハカを体得されました。
天風氏の言葉はその時の修行で得たものが基になっています。
たとえば、右見れば繚乱たる花園があり、左見ればゴミや糞がごろごろと転がっている。
転がっている方面ばかりが見えるというときに、右見てればいいじゃないか。
右見てれば、目にうるわしい花が己をたのしませてくれるのに、
左ばかり向いていて、なんてこの世は醜いもんだと考えてる奴があったら、その人間を褒めるかい?
以前の私は左のゴミばかりが気になって
右の花園のことなどまったく見ようともしていませんでした。
さらには自らが怒ったり恐れたり悲しんだりして
わざわざそのゴミを撒き散らかしていたようにも思えます。
さらには
そもそも宇宙の本質は(宇宙の法則、自然の法則、神が求めるものなど言い方は様々と思いますが)
真善美と説かれます。
つまりは、積極的なもの、前向きなもの、楽しいもの、花園、楽園なのです。
対して消極的なものは人間が勝手に考えて作り出したもの。
これらは宇宙の法則に則っていないので、必ずや自然淘汰されます。
ということは、この世は本来楽園なのです(太古からもちろん今現在も)。
欲望には、燃やしてりゃ燃やしてるほど苦しい欲望と、
燃やしてりゃ燃やしてるほど楽しい欲望と、二色あるんだよ。
かなわない欲望を心に描くと苦しいんだ。
本当の欲望というのは楽しい欲望のことで、
欲しがりゃ欲しがるほど楽しいのが本当の欲望なんだ。
氏は楽しい欲望の炎を燃やせと説かれました。
これを自分なりに考えてみますと
A.宇宙や自然と調和できる方向に進むのは楽しい
となります。
逆は
B.宇宙や自然と調和できない方向に進むのは苦しい(お金やら名誉が得られたって)
となります。
なのでこれからは積極的にAの方向に進んでいけばいいんだと思うようになりました。
(無欲を目指すのではなくて)
まだまだ紹介したい言葉はたくさんありますが、
何か感じるところがありましたら、
続きはぜひ原本を書籍などでお読みいただければと思います。
また、このブログの中でもゴミを散らかしてしまったきらいがありますので(特に中盤)
唐突ですが、このブログは今月いっぱいで終了させていただこうかと思っています。
これまでお付き合い本当にありがとうございました。
私は今後かりそめにも、
吾が舌に悪を語らせまい。
否、一々吾が言葉に注意しよう。
同時に今後私は、
最早自分の境遇や仕事を、
消極的の言語や悲観的の言葉で、
批判する様な言葉は使うまい。
終始、楽観と歓喜と、
輝やく希望とはつらつたる勇気と、
平和に満ちた言葉でのみ活きよう。
そして宇宙霊の有する無限の力を
わが生命に受け入れて、
その無限の力で自分の人生を建設しよう。
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ブログ終了のお知らせ ~この世はいつも楽園だった~
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